謝りたいけれど、まだ上手く言葉がまとまらない。 ナツキに伝わり、かつわたしの気持ちも汲んでもらえる言葉が欲しい。 でも、そう思ってみたところで自分に言い訳したいからであった。 ……明日、謝ろう。 英語の問題を見て答えを埋めていくけれど、いつもより進みは明らかに遅い。 そんな"どうしようもないわたし"にわたしは気づかないふりをした。 錯覚してしまうほどこの日常が"当たり前"と思えていた。 ナツキがトラックに跳ねられて死んだと聞くまでは。