君は僕のペット


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彼は数回頷き少し笑って首元にあった手が私の頭の上に乗り




「 仲良くしてもらいなよ。 」



その手はクシャッと髪を撫でて私の頭から離れていった。



ードンドンドンドン



急にドアが叩かれ2人してビクッと飛び上がり、
同時にその叩かれたドアの方に目を向けると…


ドアについてる透明の窓からこっちを見ていたのは西山くんだった。



「 お前ら何やってんだよ、俺もいれろ!! 」



「 待って今開ける 」



鍵を開けようと立ち上がり向かおうとするとまだしゃがんでいた彼に手を掴まれる。



「 まって 」





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