「んー、まぁね。ビターは好きなんだけど、最近甘さに飢えてきたのかもー」 谷は「ほぅ……」とだけ相槌を打った。そこからはよくわからない、というような雰囲気を感じる。 まぁ、谷はわかんないよね。大体私の恋愛事情なんて興味ないんだろうし。 半ばやけになってきて、ため息を吐く。 「恋愛したいんだよね。あまーい恋愛。もうほろ苦さとかいらない。」