「彼女は新人秘書ではありません。俺にとっては誰よりも…世界一の秘書だと思ってます。彼女の右に出る者は居ない。初めて見た時から惹きつけられて…だから買うって言いました。少々手荒だったけど後悔はしてません。どんな手使ってでも側に居てほしかった……けどどうやったら、彼女の人生買う事が出来るんですかね?」




あ、ヤベ……俺は何を言ってんだ!?
これじゃあまるで………



振り返って弁解するも金髪は「ステキ」とか言ってるし2人とも目がハートだし誤魔化しようがなかった。



「プリン…皆さんで召し上がってください。ここのプリン凄く食べたそうにしてて、今日は喜ぶ顔見たさに何も考えず来ちゃいました。じゃあ俺はこれで失礼します」



ちゃんと話が出来なかったのは残念だけど……もうお腹いっぱい。
足取りも軽い。
紗和の最後の一言が俺の胸を熱くする。



絶対、絶対、シラフで言わせてやる…!
最強な一言、いただきました!!
俺はやるぜ!やってやるぜ!!



もう誰も止められねぇからな!!