第1話☪︎ *.

「な、なんて…なんて点数だぁぁぁ!」

「凛子ー、うるさい。」

どうも皆さんこんにちは。

私は中学2年生日向 凛子(ひなた りんこ)と言います。

なんて、自己紹介なんかしてる場合じゃないんだ。

私は今、生きると死ぬの境界線(?)にいる。なぜなら…

「こりゃ、やばいねぇ。」

私が言う前に言葉を発したのは親友の

雨宮 菜月(あめみや なつき)小学校4年生からの付き合いで

頭がいい。そして、キリッとした一重目にちっちゃい顔、高

い高い身長から、男子への評判はものすごくいい。

「うん…やばい。」

菜月の言葉の通り私の数学の点数はとてもやばい。

いや、ほんとにふざけて暴露すらできない点数を取ってしま

った。