夜、修平から電話がかかってくる
「えっ、つきあってるって言っちゃ駄目だった?」
「えっ、逆によかったの?修平は有名人なのに」
「拓海には帰ってからすぐ報告したよ、心配かけたから、あと、学校のクラスでつるんでる奴らと、部活の二年生と、まだつるんでる中学の時の友達」
「(笑)結構言ったね、私はこの間試合見るの付き合ってくれた梓と美香っていう子に言った」
「学校違うからいいかなって思って」
「うん、いいか」
「ところでさ来週優佳の学校のテストの一日目少しだけ会わないかな?」
「うちは二時間だけどそっちは?」
「こっちはテスト前で短縮で昼までなんだ。部活も休みだから昼ご飯でも食べないかなと思って、俺のほうが少し遅くなるけど」
「うん!会う」
次の週
優佳と梓は駅に着く
「梓ごめん、これから修平と会うから駅で待つの」
「珍しいね」
「うん、先生の都合で昼までなんだって、部活も休みだし」
「テストなのに余裕だね」
「テストだから会えるんだし、ちゃんと勉強してるよ」
「じゃあ、先に帰るわ」
「うん、ごめんね、バイバイ」
優佳はホームで暫く待つ
(一応初デートだな)
一人でルンルンしていた
修平の乗った電車が着く
「お待たせ、腹減ったー」
「お好み焼きでも行く?」
「うん」
店に入る
「やっぱ、修平はよく食べるの?」
「うん、熱っ」
「フーフーして食べなよ、ソースついてるよ」
紙ナプキンを差し出す
「ありがと」
(かわいいな、修平は)
「ここ、うまい」
「うん、結構入ってるよ、今日は平日だから少ないほうだけど」
「また来たい」
「いいよ(笑)出る?」
優佳、伝票持って立つ
「あっ俺が出す」
「駄目、割り勘」
店を出た
「近くに公園があるの、少し話そうか」
「うん」
ベンチに座った
「工業明日からテストってことは明日は朝練ないの?」
「うん朝練だけない、部活は昼からあるよ。でも5時まで」
「じゃあテスト勉強しなきゃね」
「うん、会いたいけど俺、一夜漬けで勉強するからごめん」
「ううん、今日会えたし一週間は朝会えるからいい」
「テストおわったら春高に向けて練習だらけになる」
「しんどかったら電話いいよ、無理しないで」
「声ききたいからメールじゃなく電話にしてるのに俺の楽しみの時間とらないで(笑)」
「あーじゃあ、うん、わかった。電話のおかげかな?話すの慣れてきたよね」
「うん、慣れた(笑)ちょっとは緊張するけど電話でもそうだけど優佳は話しやすい、んーテンポがいい」
「そうかな」
「うん」
「修平、うんばっかりだよ」
「でも優佳がいうと納得するから、うんって言うよ」
「あたし言わせてるわけじゃないからね」
「もちろんわかるよ、素直に返事してるだけだよ」
「じゃあ、もっとこっちみてよ」



