優佳は気になって家の前で待っていた
(あれ修平だよね、隣に女の子いる?腕組んでるじゃん、もしかして別れ話?………ん?足びっこひいてる?)
「優佳……」
修平は優佳の姿を見ると抱きついた
当然でっかい身体は優佳を包む
「ちょっと、足どうしたの?」
付いてきたマネージャーは表札を見た
(家じゃない)
「先輩?家に帰るんじゃないんですか?」
「修平、こら離れなさい」
「優佳……」
修平は優佳にキスをした
「んー」(……熱い)
ボスッ、優佳は修平のお腹をパンチする
「っつ……痛い」
「もう!」
優佳は修平から離れマネージャーに話す
「ごめんなさい、修平が迷惑かけて、熱があるみたい、荷物ありがとう、マネージャーさんかな?」
「はい」(私……腕組んでたのに気付かなかった)
「わざわざごめんなさい、練習中でしょ」
「はい……じゃあ失礼します」
野田工業は昼休憩に入っていた
「マネージャーお帰り、修平大丈夫そう?」
拓海が聞く
「あーあの……」
拓海に話す
「熱があったのか、それにしても木下のとこ行くなんて、よっぽど会いたかったんだな、サンキューな」
(堀田先輩が知ってるってことは彼女なのかな名字も合ってたし)
優佳の家
「修平、足どうしたの?」
「ぼーっとしていてボール踏んだ、帰れってキヨに言われたから」
「ここは家じゃないよ?」
「でも優佳に会いたかった」
「さっきのマネージャーさんにキスしたとこ見られたよ」
「……別にいいよ」
優佳の肩に頭のせる
「いいっていったのに勝手についてきたんだから、昨日寝れなくて」
「ちゃんと後でお礼いいなさいよ」
「……うん」
「熱があるみたいだからちょっと上がって」
修平は玄関に座り込む
「立てる?」
靴脱がす
「んー」
「お兄ちゃーん、ちょっと来てー」
「どした?」
「熱あるの、ソファーに運ぶの手伝って」
修平をリビングに運ぶ
「お兄ちゃんが居てよかった、ありがと」
「修平じゃん」
「うん、何で知ってるの?やっぱり有名?」
「修平の兄貴と同級生だし」
「えっ」
「バレー部で一緒だった、あいつ県外出てるけど今帰ってきてるよ、明日会うし……兄貴に連絡してやるよ」
優佳の兄、和真が連絡をとってくれる
「もしもし、航平?、今修平がうちに来てんだけど熱あるみたいで寝かせてる」
「あいつ、部活に行ったのに」
「妹と知り合いみたいで」
「悪い、今法事でさー、ばあちゃんとこ来てるんだよ、帰りに寄るわ」
「わかった」
優佳はアイスノンと薬を持ってきた
「今家族で出掛けてるから帰りに寄るって」
「そう」
頭を冷やす
「とりあえず寝かせとこう」
「中学から会ってなかったからな、でかくなったな」
「今は190センチある」
「で、何でうちに?」
「彼氏」
「えー!」



