第一章 飴
私が住む街では毎年、「風鈴祭り」という夏祭りが行われている。
今年はバイト先の友達と2人で祭りへ行った。
「ねぇ華、風鈴祭りの噂知ってる?」
「噂?なにそれ聞いたことないな。」
真桜が言うには毎年風鈴祭りでたくさんの屋台が並んでいるけど、ちょっと離れたところにポツンと飴の屋台があるみたい。
その屋台はお婆さんが1人でやっていて、並ぶ飴の中に少し変わった飴があるそうでその飴を食べると違う景色が見れるらしい。
「違う景色って、どういう意味だろう」
「でも気になるよね。探してみようか!」
一通り屋台を回り終えた私達は、その不思議な飴の屋台を探し始めた
でもそんなに甘くなかったみたい、10分くらい探し歩いたけれどなかなか見つからないから。
「ないね、華どうする?もう少し探してみる?」
「うーん、でもやっぱり本当にただの都市伝説だったりして?…あ!あそこになんかあるよ!」
「ほんとだ!行ってみよう!」
公園の片隅には「飴」と書いた屋台があって、お婆さんが1人で居た
でもお客さんは1人も居なかった。
私が住む街では毎年、「風鈴祭り」という夏祭りが行われている。
今年はバイト先の友達と2人で祭りへ行った。
「ねぇ華、風鈴祭りの噂知ってる?」
「噂?なにそれ聞いたことないな。」
真桜が言うには毎年風鈴祭りでたくさんの屋台が並んでいるけど、ちょっと離れたところにポツンと飴の屋台があるみたい。
その屋台はお婆さんが1人でやっていて、並ぶ飴の中に少し変わった飴があるそうでその飴を食べると違う景色が見れるらしい。
「違う景色って、どういう意味だろう」
「でも気になるよね。探してみようか!」
一通り屋台を回り終えた私達は、その不思議な飴の屋台を探し始めた
でもそんなに甘くなかったみたい、10分くらい探し歩いたけれどなかなか見つからないから。
「ないね、華どうする?もう少し探してみる?」
「うーん、でもやっぱり本当にただの都市伝説だったりして?…あ!あそこになんかあるよ!」
「ほんとだ!行ってみよう!」
公園の片隅には「飴」と書いた屋台があって、お婆さんが1人で居た
でもお客さんは1人も居なかった。