パシャ、パシャパシャ…!
フラッシュが眩しい…。

「今回の作品では早乙女さんの初となるベッドシーンがあるそうですが、どのような心境ですか!?」

『そうですね…初めてのシーンなのでとてもドキドキしましたし、、、。
相手役の○○さんと息を合わせる事が何より難しかったかな、と思います。』

「今後、恋愛とかは…?」

『あはは~…。考えておりません』



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『はぁぁ~~…』

帰宅早々、ベッドにダイブする。
異常なくらい疲れた。
今日のスケジュールはそんなにきつくなかったはずなのに。
熱愛報道がそんなに大事? 呆れる。

『そんなことより、明日の準備して早く寝よ。
明日は久々の登校だ~…!』

宿題も制服も確認して、アラームをセットする。
お風呂も済ませたし、完了!

『…かといって楽しみな訳じゃあないんだよな~、、』

少し憂鬱な気分のまま、眠りに落ちていった…。


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『ふふふーん、ふーん♪』

鼻歌を歌いながら玄関をでる。
何だか今日は調子がいい。
良い夢も見た気がする。
お弁当も上手くできたし、完璧な1日のスタートをきれた。