【短編】私に触れないで。


全てを失ったあなたは酷い顔だった

でも、僕はあなたの笑顔が見たいから

だから……



「ねぇ、僕はあなたの呪いの事知ってるんですよ」

「……っ…。なんのことですか?」

「別に隠さなくていいのに。とっくの昔から知ってることですから」

「…じゃあ、なんで手を握ったんですか!
あなたの寿命を奪ってしまうのに…
お願いだから……私に触れないで。」

「そんなこと言わないで。
僕はあなたが呪われていてもあなたのそばに居続けます。あなたがどれだけ拒もうが絶対に離さない」