【短編】私に触れないで。


それからは毎年、あなたのことを見るのが僕の楽しみになりました

両親に囲まれて、笑っているあなたは誰よりも輝いていてどうしようもなく愛おしかった

あなたに笑顔が消えたのは、あなたの母君が亡くなってからです

あんなに明るかったあなたが、一切笑わなくなった

人と触れ合うことを極端に拒んでいるように見えた

実の父親に対しても……