それから2日後、店を訪れた。

窓から中を伺うと彼がこの前の席に座っている。

次の日も、
また次の日も、

諦めることなく私を待っている。



2週間が経った。


チリーン、チリーン


店のドアが鳴って「いらっしゃいませー!」
と元気のいい声が聞こえてくる。