「ん?どーした?」

急に黙ってしまった私を不思議に
思い學が聞いてきた

「あ、ううん!なんでもない!」

笑って誤魔化した


夕暮れの太陽の光が學を照らしだし
ちょっと眩しくなり目を細める

學の左耳についているピアスが
キラッと光った

私は素直に『綺麗だな』とそう思った