長月遥、演劇の脚本を作る。

イデアルと長月遥は部室の旧式のPCでテキストを打ち込む。

長月遥がお茶を飲む。

長月「演劇の脚本を書いているんですよ」
イデアル「ほう」

長月「演劇ってアナログだからかえってアニメやゲームよりも自由なんですよ」

リンネ入室。

リンネ「ちわー」
イデアル「ちわー」
長月「こんにちは」

イデアル「長月が演劇の脚本を書いているらしい」
リンネ「お、そうなのか!」

長月「はいはい、幽霊幽霊ですよ」
リンネ「どんなシナリオなんだ?」
長月「アイーダというオペラがあるんだけど」
イデアル「あるんだけど?」

長月「神殿で星に祈る女王と白の司祭の物語よ」
イデアル「脚本だね」
リンネ「演劇とは何だろうな?」
長月「もともとは人々は大地のなかで星空のもとで生きていた」

イデアル「確かに」
長月「だから星空の話にしたかった」