美澪side

夏「もうマジ、あいつなんなの?!」

春「夏、落ち着いて苦笑」

夏「これが落ち着いてられっかよ!」

美澪「でも、あれが美藍だから仕方ないよ」

龍「……なぁ、あいつってなんであんなに組の名前とか会社の名前知ってるんだ?」

そういえば、なんで知ってるんだろう?
家の仕事と何か関係あるのかな…

夏「なぁ、美澪。お前、あいつが何してるのかとか知らねぇの?」

美澪「うん、何も知らない。僕は家のことに関しては何も誰にも知らされない。いつも知るのは全てが終わった後なんだ……」

春「そーなんだ…」

僕ってあの家にとって、本当に必要なのかな…

龍「…い……お……おい美澪!!」

美澪「っえ?!な、なに?」

龍「……大丈夫か?」

そんなに考え込んでたのかな?僕笑

美澪「うん、大丈夫だよ」

龍「…ならいいが。無理はするなよ」

美澪「うん、ありがと」

春「あれ、そーいえば冬馬は?」

龍「冬馬なら、あいつの後出ていった」