あれから丸2日。 凛は、無事手術を終えたけど 目を覚ますことはなかった。 ICUでたくさんの機械に繋がれる凛の傍に 俺は時間の許す限りずっといた。 何度医師や看護師にベットに戻れと言われても 凛の傍を離れる事なんて出来なかった。 いつ目を覚ましてもいいように。 だって、目を開けた時、 俺がいれば凛は少しでも 安心してくれると思ったから。 …でも実際は