沖「美夜さんはどんな色がいいですか?屯所で過ごすので男物になりますが」


美「そうだな、うえは紺と群青のもので袴は黒2つ頼む」


沖「二着でいいんですか?」


美「あぁ」


「美夜さん、これも盛っていってですいきぃや」



そういっておかみさんが出してきたのは上はしろで、袴は濃紺に下の方に桜が散りばめてあるとても美しいものだった



美「綺麗、、」


沖「じゃあそれも!」


美「いいえ、いい。同みても高いだろう」


「お金は要らへんよ。これは私からあんさんへの贈り物や。女の子はいつでも綺麗なものを身に付けるのがええんよ」


美「、、ありがとうございます」


美夜は少し微笑んだ



四着の着物をかい、二着の着物をもらったところで二人は呉服屋をあとにした