土「では、始め!!」



土方の合図と共に美夜と沖田の雰囲気が代わった



沖「ふふ、美夜さんさすがですね。でも、私は負けませんよ!」


そういって沖田は美夜に打ち込んできた。さすが天才剣士と言われるだけあって速さ、鋭さ共に先の隊士とは比べ物にならなかった


美夜はそれを最小の立ち回りで避けた


沖「さすが」
美「無駄口が多いですよ」


そういって美夜は沖田の胴を狙うが沖田はそれをしのぐ。
そんな攻防が続いていた


沖「はぁ、美夜さん本気を出してください」
美「そちらこそ」


両者の雰囲気がまた変わった、これまでの刺すような威圧でわなく道場全体を飲み込むプレッシャーの渦のようにみているものには感じられた


隊「「「っ、、」」」
土(ふっ、総司とここまで張り合うかよ)


土方は威圧されながらも笑みがこぼれた。剣豪との対面を喜ぶ一剣士として。