土「お前は?」


美「桜河 美夜です。よろしくお願いします」


土「ところで、お前はなんで殺せと俺にいったんだ?言えるなら理由を教えてくれ」


美(優しいんだな、この人は)


美「別に隠すことじゃないですし、良いですよ。理由は簡単です。生きることに意味を感じないからですよ」


「「「!!!!!」」」



美「意味を感じられないので、生きていてもしんどいだけな んです。志のあるあなた方にはきっと理解のできないことだと思いますし、理解されそうとも思いません。もし、貴方たちが、怪我でも病気でも寿命でしか死ねないと言われれば、どう感じますか?」


土「近藤さんのために新鮮組のためにいつまでも突き進んで いけるんだ。俺らは狼だ。どんなに泥にまみれてもどんなに血を流しても決して諦めない。もしそんなことがあるなら喉から手が出るほどほしいさ」


沖「私だってそうです、美夜さんは?」



美夜はフッと笑って答えた



美「絶望です」