息を切らして飛び込んできた尚貴は、キッと郡山を睨む。
「エリンギちゃんは僕を訪ねてきたんだろう?」
「はい」
「なのに郡山は僕には何の連絡もせず、会わせないようにしたんだね……。それだけじゃない、エリンギちゃんに僕の連絡先を消させたね?」
「はい」
郡山は眉一つ動かさず首肯する。愛里も頷くと、尚貴は今度は愛里に対して驚くことを言うのだ。
「僕の送ったLINEもメールも、届いていなかったんだよね? エリンギちゃん」
「エリンギちゃんは僕を訪ねてきたんだろう?」
「はい」
「なのに郡山は僕には何の連絡もせず、会わせないようにしたんだね……。それだけじゃない、エリンギちゃんに僕の連絡先を消させたね?」
「はい」
郡山は眉一つ動かさず首肯する。愛里も頷くと、尚貴は今度は愛里に対して驚くことを言うのだ。
「僕の送ったLINEもメールも、届いていなかったんだよね? エリンギちゃん」



