愛澤は気持ち悪い声と話し方でさらに続ける。
「だからぁその話とぉ蛍ちゃんとはあまり仲よくしないほうがって話だと思うのぉ」
「蛍が桜龍の元姫ってことなら知ってるけど?」
俺はそんな愛澤にシレッと答えてやった。
これには黒崎たちも目を見開いていた。
「じゃ、じゃあ透くんは蛍ちゃんが姫華をいじめたって知ってるのに仲良くしてるの?」
「勘違いするな。」
俺は喧嘩の時に使うような低い声を出す。
するとその場の全員がビクッと肩を揺らした。
「俺は“噂”を聞いただけだ。蛍がお前をいじめたところを見たわけじゃないんだ。俺は蛍と実際に関わって今の蛍は悪いやつじゃないと判断したからたまに話してるだけだ。」
俺の言葉に黒崎たちは気まずそうに俯く。
「透くん、それ姫華や桜龍を裏切ってることになるんだよぉ?あたしたち友達なら姫華をいじめるような子と仲良くしないで…?」
「いや、」


