「なぁ風斗。ついでにそこの3人も紹介して欲しいんだけど。」
風斗の後ろには俺を食い入るように見ている奴らがいた。
「お前と悠馬、あとその3人が時期幹部以上候補なんだろ?」
俺はニヤッと笑う。
風斗と後ろの3人が目を見開く。
そのタイミングで悠馬が戻ってきた。
「透、メンバー表持ってきたぞ…ってなんでこんなに静かなの?」
「いやさっき透に俺も名前教えたんだけど…」
「そのあと、俺らの名前も聞かれたんだ。風斗と悠馬、あとお前ら3人が時期幹部以上候補なんだろって…」
「それさっき総長たちに聞いたんじゃないの?」
何人かは悠馬のその言葉に「あぁ」と頷く。
「お前らの総長様は俺に桜龍の内部事情なんか話してねーよ。…元姫の情報でさえな。」
俺の最後の言葉で悠馬たちがピクリと反応する。
「お前はなんで俺たちが幹部以上候補だと分かった。」
悠馬が低い声で尋ねる。


