「透、そこのソファ座れ。」
幹部室には変わらず二人がけ用よりも少し大きめのソファが二つと三人がけ用のソファが一つ置いてあった。
俺は黒崎に言われて三人がけ用のソファの端に座る。
「と…」
「透!僕と紫苑も一緒に座っていい?」
「あぁ、いいぞ。」
「歩叶…また俺に陸を押しつける気ですか。」
「いーじゃん!陸、翠の側が一番静かになるし!」
なんてそんなやり取りをしながら百瀬はちゃっかり俺の隣に。そして藤宮もその隣に座った。
西園寺も渋々すでに座っていた赤峰の隣に座る。
…赤峰に睨みを効かせながら。
つーか西園寺も百瀬も嫌がるって赤峰はどんだけうるさくしてんだよ。
そんな桜龍メンバーを見て黒崎はため息をついた。
「姫華。」
そして黒崎は感情の読み取れない声で未だに立ったままの愛澤を呼び自分の座っている場所隣をポンポンと叩いた。
それを見て愛澤は慌てて黒崎の隣に行く。


