「おぉ!今日も元気だなぁ!」
「陸うるさい。みんなこんにちは。」
「ヤッホー」
それに赤峰、西園寺、百瀬が挨拶(?)し返す。
黒崎と藤宮は無言だったが一応頷き返していた。
現姫に至ってはまるで下っ端の奴らなど存在していないように華麗に無視をしていた。
しかし下っ端たちもその状況に慣れているのか特に変化はなかった。
そして下っ端の中から一人、黒崎の前に来る。
「あ、あの総長。一つ聞きたいことがあるんですが…」
そう言って俺にチラッと視線を向ける。
黒崎は視線の先が分かったのか「あぁ」と話し始めた。
「こいつは透。昨日転校してきた俺らのクラスメイトだ。」
「あの…」
「なんだ」
さっきヤツがおずおずと口を開くと黒崎は無表情のままそちらに視線を向けた。
「あのその方は桜龍の新しい仲間というわけではないんですか?」
そいつは少しビクリとしながらも質問をぶつける。


