「透、昴〜久しぶり〜」
初代桜龍幹部の1人である優希(ユウキ)が俺と昴に近づいて来た。
その後ろから同じく初代桜龍幹部の琉貴(ルキ)と初代桜龍の姫である美乃里(ミノリ)も来た。
「おぉ、お前ら一ヶ月ぶり。」
「あー久しぶりだな。」
昴はちゃんと返事をしているが、俺はスマホを操作しながら生返事をした。
「ちょっと、透!いきなり呼び出しといてなんなの!?その態度!!」
「美乃里うるせぇ。今、蛍にLINE送ってんだよ。」
キャンキャン喚く美乃里が面倒くさくて投げやりに返事をすると。
「ねぇ、蛍って誰なの!?」
「もしかして透、彼女出来たの!!?」
「マジ!?え、じゃあ今日は赤飯でも…」
美乃里だけではなく優希と琉貴まで食いついてきた。
「彼女じゃない。今から説明するから早く部屋行くぞ。」
俺はいつもより少し低めの声を出し、さっさとエレベーターに向かって歩いていった。


