私はずっと多賀君が好き。 入学する前、この学校の入学試験の時に初めて会ってから、ずっと。 きっと多賀君はそんなこと覚えていないんだろう。 それから、私が多賀君のことを好きなことも知らない。 だから私は決めた。 バレンタインデーという絶好のイベントに乗じて多賀君に告白しようと。