未来予知bot

「ふう、これで終わりだね。やっと安心して眠れるよ…」

私は布団を被った。

その瞬間。

プルルルルルルルル

さっきと同じ番号からの着信だ。

もしかして、大事な用があってかけ直してきたのだろうか?

そう思って、私は電話に出てみた。

「もしもし……?」

『…』

「あの…もしもし?」

相手からの返事はない。

無言電話というやつだ。

「もう!」

私は電話を切った。

やっぱりイタズラ電話だった。

今頃、電話の相手は画面越しに私がイライラしている様子を想像して笑っているに違いない。

そう思うと、余計に腹が立った。

今度こそ寝ようとすると、また電話がかかってきた。

プルルルルルルルル
プルルルルルルルル
プルルルルルルルル

「絶対出ないんだから!」と私は心の中で叫ぶが、それでもスマホは鳴り止まない。

プルルルルルルルル
プルルルルルルルル
プルルルルルルルル
プルルルルルルルル
プルルルルルルルル…