「違うんだひかり、話を聞いてくれ!」

「もう嫌!!颯の顔なんてもう二度と見たくない!!」

私は叫ぶように言った。

その後は無我夢中で家に帰った。

どこの道を行ってどうやって帰ったのかはよく覚えていない。

気付いたら、私は自分の部屋のベッドで泣いていた。

「うぅ……うっ、ううっ………」