未来予知bot

若菜に押され、私は保健室から追い出されてしまった。

「若菜!若菜!!」

「もう嫌!葉月の顔なんてもう見たくない!!早く帰ってよ!!」

「若菜……」

もうダメだ……。

私は、肩を落としてその場を離れた。

そういえば、さっき未来予知botからメッセ来たんだっけ…。

私は、スマホを開いてメッセージを確認する。

【若菜に嫌われる】

「ははっ……メッセ来るの遅すぎるよ………」

もっと早くメッセージが来たら、回避できたかもしれないのに……。

ん…?

回避………?

そうだ…もし、若菜が私の運命の人だったとしたら、こんな悲しい未来なんて乗り越えられたはずだ。

ドラマでよくあるじゃないか、悲劇を覆す奇跡を起こす…みたいなそういう展開。

「そうか……私と若菜は、運命の二人じゃなかったんだ……」

じゃあ、私の運命の人はどこにいるんだろう?

探すしかない。

この、未来予知botを使って……。