未来予知bot

もうすぐ昼休みが終わるというところで、二人は教室に戻ってきた。

若菜はとても嬉しそうな表情をしている。

「葉月葉月~!聞いて聞いて、実は……」

「告白、されたんでしょ?知ってるよ。朝、メッセで聞いたから」

「あ、そうだったか」

「うん、それで返事は?なんて言ったの?」

「もちろん、付き合うことになったよ!」

喜んでピョンピョンと跳ねる若菜は、まるでうさぎみたい。

「よかったね、おめでとう」

「うん、ありがとう!」

その後、すぐに五時間目が始まったが、若菜はずっとニヤニヤと笑っていた。

よほど嬉しかったみたいだ。

私が仕組んだことだとも知らずに……。

ある日のこと。

「なんかさ……最近、清(キヨシ)が冷たいんだよね…」

と若菜が愚痴をこぼした。

「うまくいってないの?下の名前で呼ぶようになったから、てっきり順調なのかと思ってたけど……」

「うん……最初のほうは楽しかったんだけどね……」