未来予知bot

学校に行くと、メッセージで言っていたように若菜はいつもよりオシャレをしていた。

いつもは黒いヘアゴムなのに、今日は水色のシュシュをつけていて、リップも控えめなピンク色のものをつけている。

私は、吉田君のところへ行って耳打ちをした。

「昨日、メッセで言った通りにしてね」

実は昨日、私は吉田君にこんなメッセージを送っていた。

【明日、若菜に好きだって告白してほしい。そしたら、5万円あげる】

私は、以前から吉田君の家が厳しく、お小遣いを全くもらえないことを知っていた。

そして、吉田君とは小学生からの付き合いで、彼は私の家が金持ちなことを知っている。

そのため、吉田君はあっさり承諾してくれた。

昼休み。

「若菜、ちょっといいか?ちょっとついてきてほしいところがあるんだけど…」

吉田君が、若菜に言う。

若菜は、少し顔を赤くさせながら頷いた。

そして、二人は教室を出て行った。