葉月はナイフを抜いた。
ブシュッと音を立てて血が噴き出す。
「ひっ………」
「あ、ごめんねひかり。グロテスクなところ見せちゃったね」
そう言って、葉月は一旦ナイフを床に置き、私の目に布を被せた。
「これで、思う存分殺せるよ」
「やめて………やめてくれ……!!」
カチャ…と金属の音がする。
おそらく、葉月がナイフを拾った音だろう。
「や、やめてくれ……このことは…誰にも言わない……。だから………」
颯の命乞いは虚しく、葉月が再び颯を刺した音がした。
「あああああああああああああああああああああああああああああああああああああ!!」
目隠しをされているので、颯が一体どこを刺されたのかはわからない。
ただ、悲痛な叫びが私の耳に入ってくる。
ブシュッと音を立てて血が噴き出す。
「ひっ………」
「あ、ごめんねひかり。グロテスクなところ見せちゃったね」
そう言って、葉月は一旦ナイフを床に置き、私の目に布を被せた。
「これで、思う存分殺せるよ」
「やめて………やめてくれ……!!」
カチャ…と金属の音がする。
おそらく、葉月がナイフを拾った音だろう。
「や、やめてくれ……このことは…誰にも言わない……。だから………」
颯の命乞いは虚しく、葉月が再び颯を刺した音がした。
「あああああああああああああああああああああああああああああああああああああ!!」
目隠しをされているので、颯が一体どこを刺されたのかはわからない。
ただ、悲痛な叫びが私の耳に入ってくる。



