未来予知bot

私がそう叫んだとき、颯が部屋にやってきた。

「ひかり!」

「颯!」

「この野郎っ!!」

颯は、パーカーの人物に飛び掛る。

「ぐあっっ……!!」

「何度も何度も俺達のことを襲いやがって!!」

パーカーの人物と颯が揉み合っている。

どうしよう、どうしよう!!

颯を助けないと………!!

私は、部屋を見渡した。

颯の勉強机の上に、ハサミが置かれている。

そうだ、これで………!

私はハサミを握り締める。

「うわああああああああああああああああああああああああああああ!!!」

叫び声をあげながら、パーカーの人物に向かってハサミを振り下ろす。

「あああああああああああああ、痛いっ、痛い、痛いっ、痛い!!いいいいいいい痛いよおおおおおおおおおっ!!」

パーカーの人物が、甲高い悲鳴声をあげる。

「ひ、ひかり!?やっ、やめろ!!」

颯が止めるようとするが、私はハサミを振り下ろすのをやめなかった。

「死ね、死ね、死ねっ!!!」

颯の声なんて、私の耳には届かなかった。

何が何だかわからない。

でも、殺さなくちゃ。

こいつを、殺さなくちゃ……!!

もう、無我夢中だった。

「うっ、ううううううあああああああああああああああ!!痛い痛い痛い痛い痛い!!!」