未来予知bot

「だから、謝らなくていいって言っただろう?あれは俺も悪かったって…」

「ううん、それだけじゃないの。今こうやって手当てしてくれているのとか…」

「それは、俺のせいでひかりが飛び降りて怪我したんだから、俺が手当てするのは当然だろ?」

「それはそうかもしれないけど……。でも、他にも謝ることがあるの」

「ん?」

「私……颯のことを信じられなかったんだ。もしかして、葉月が脅していたっていうのも、颯の嘘なのかもしれないって…」

「まあ、仕方ないよ。殺されるって予言されてしまったんだから、疑心暗鬼にもなるだろ」

そう言って、颯は私の膝に絆創膏を貼った。

「許してくれるの……?」

私は、颯の顔を見つめる。

「許すもなにも、俺はそもそも怒ってないよ」

颯は笑った。

「颯……ありがとう…………!」

私は、涙を流した。

「ああ、もう泣くなって」

颯がわしゃわしゃと雑に私の頭を撫でる。

痛い。

けど、あったかい……。