未来予知bot

颯は…何か私に嘘をついているのではないのだろうか……?

私がその考えに至ったとき、颯が部屋に戻ってきた。

「ひかり」

私の名前を呼ぶ颯。

その手には、包丁が握られている。

「きゃあああああ!!」

私は悲鳴をあげた。

やっぱり、颯は私に嘘をついていたんだ!

葉月は、私達を脅してなんかいなかった!

私も、葉月のようになってしまう!!

殺される、殺される、殺される、殺される、殺される、殺される!!

「いやあああああああああ!!」

叫び声をあげながら、私は窓から飛び降りた。

「うっ!!」

二階から落ちたため、全身を強く打ってしまった。

しかし、特に大きな怪我はないので、動けないことはない。

「ひ、ひかり!待て!」

二階の窓から颯が叫んでいるのが見えた。

追いかけてくる!

逃げないと!!

私は、無我夢中で走っていく。

「はっ、はっ、はっ………!!」