未来予知bot

そう言って颯は私の体を抱きしめる。

「うん…ありがとう、颯…」

私は、一応そう言っておいたけど、不安で不安で仕方なかった。

【あなたは殺される】

同じ予知があった葉月は、たくさん笑っていた。

私のことを信じてくれていたから。

でも…私は笑えないよ………。

不安で不安で、仕方ない………。

私は、颯のことを信じている。

なのに、どうしてこんなに不安なの……。

ってまた葉月のこと考えてる……。

どうして、もう葉月はいないのに!

葉月は、私と颯のことを脅していた。

私のお母さんにも、危害を加えた。

颯に殺されて、当然だったんだ。

それなのに………なんで…………。

颯の腕の中で、ずっと葉月のことを考えている。

それが、なんだかとても罪深い行為のように思えた。

いつの間にか、外は真っ暗になっていた。

「そろそろ、夕飯にするか」

颯がそう言った。

「私も手伝うよ」