未来予知bot

「でも…私がやったときも、颯がしてくれたでしょ?私も何か手伝いたい」

「…ありがとう。じゃあ服とか洗濯してくれる?俺体操服持ってるからそれに着替えるわ」

「うん、わかった」

「あと、床とかも拭いてくれたら…」

「わかった」

自分でも、やけに冷静になっているなと思った。

親友が死んだっていうのに、しかも殺したのは彼氏だっていうのに、どうしてこんなに冷静なんだろう……。

二回目だからかな…。

それだけじゃないかもしれない。

前に助けてくれた颯を、今度は私が助けている。

私、今度こそ颯の役に立てているんだ……。

「ふふ……」

血まみれの服を洗濯しながら、私は笑った。

「ひかり」

颯に名前を呼ばれてドキッとする。

「な、なに?」

「死体、捨ててくるな」

「ああ、うん」

そう言って、颯はその場を去っていった。

…びっくりした。

笑っていたの、見られたかな……?