未来予知bot

ひかりside

私は急いでお遣いを済ませ、家に戻った。

「ただいま」

そう言って、靴を履き替える。

「ん…?」

なんか、変だな……。

あの二人なら「おかえり」って返事してくれてもいいと思うんだけど…。

それに、なんか妙に静かな気がする…。

「二人ともー?」

呼びかけるが、返事がない。

まさか…!

私は急いで二人がいるはずのリビングへ向かった。

お願い、二人とも無事でいて………!!

「…ひかり」

颯が立っている。

「颯、よかった。無事だったんだ。もう変な心配しちゃったよ。ていうか、いるなら返事してくれたらよかったの……に………?」

颯の手が、真っ赤に染まっている。

「颯、なに、それ…………」

颯の足元には、胸に包丁が刺さっている葉月の姿があった。

「嘘…。え……どういうこと………?」

「犯人は、葉月だったんだ」

「え…?」

「葉月は、あのとき林で見ていたんだ。ひかりが、田鍋を殺したところを。そして、俺が死体を隠したことも…知っていたんだ…」

「は、葉月が………?」