それは古典の授業が終わった後の休み時間のこと。
『ひかり、あのアカウントのこと…他の人にはあまり言わないようにね』
葉月は私にしか聞こえないようにそう言った。
『どうして?』
『だって、もし他の人もあのアカウントをフォローしてしまったら、みんな未来がわかってしまうでしょ?良い思いは、私達だけがすればいいじゃん?』
『確かに』
『それに、私みたいにみんないい点数取っちゃったらテストの平均点上がっちゃって困るし。他にも不都合なことが起きちゃうかもしれない』
『そうだね、わかった』
「おーい、ひかり?」
颯が私の名前を呼ぶ。
「あっ、えっとなんでもないよ。昨日の夜見た動画の思い出し笑い」
私は適当に嘘をついた。
「ふーん、そっか。ひかりは好きな動画投稿者とかいんの?」
「うん、アキラっていう猫飼っている人!その猫がめちゃくちゃ可愛くて!」
「それってその動画投稿者が好きっていうより、その人が飼ってる猫が好きってことじゃん(笑)」
『ひかり、あのアカウントのこと…他の人にはあまり言わないようにね』
葉月は私にしか聞こえないようにそう言った。
『どうして?』
『だって、もし他の人もあのアカウントをフォローしてしまったら、みんな未来がわかってしまうでしょ?良い思いは、私達だけがすればいいじゃん?』
『確かに』
『それに、私みたいにみんないい点数取っちゃったらテストの平均点上がっちゃって困るし。他にも不都合なことが起きちゃうかもしれない』
『そうだね、わかった』
「おーい、ひかり?」
颯が私の名前を呼ぶ。
「あっ、えっとなんでもないよ。昨日の夜見た動画の思い出し笑い」
私は適当に嘘をついた。
「ふーん、そっか。ひかりは好きな動画投稿者とかいんの?」
「うん、アキラっていう猫飼っている人!その猫がめちゃくちゃ可愛くて!」
「それってその動画投稿者が好きっていうより、その人が飼ってる猫が好きってことじゃん(笑)」