未来予知bot

ひかりは立ち上がって出かける準備を始める。

「すぐに戻ってくるからね。颯、葉月のこと頼んだよ」

「ああ」

ひかりが出かけた後、私と颯君の二人きりになった。

「…ひかり、めちゃくちゃ葉月のこと好きみたいだな」

「そうかな?颯君のことのほうが好きだと思うよ。だって、颯君が来るまでずっとひかり悲しそうな顔してたよ」

「それは、葉月がいなくなったら嫌だからだろ」

「ああ、そういう考え方もできるね」

「……葉月が本当にいなくなったら、きっともっと悲しむだろうな」

そう言って、颯君が立ち上がった。