未来予知bot

来客は、私の予想通り颯君だった。

「今日も葉月の警護ってわけだな」

「警護だなんて、大袈裟だよ~」

私が笑うと、

「大袈裟なんかじゃないよ!葉月は命を狙われているんだから!」

とひかり。

しばらく三人で宿題をしたり、世間話をしたりした。

「あはははっ、颯ってば」

なんだか、さっきよりもひかりが元気になった気がする。

やっぱり、ひかりには私じゃなくて颯君が必要なんだな……と私は思った。

なんか、ちょっと悲しいな。

プルルルルルルルル

誰かのスマホが鳴った。

どうやら、鳴っているのはひかりのスマホのようだ。

ひかりは、ビクビクしながら電話に出た。

…きっと、この前あったイタズラ電話が軽いトラウマになっちゃったんだな。

可哀想に…。

「お母さん?え、ええ…。今忙しいのに…。うん、わかった………」

ひかりは電話を切った。

「なんだったんだ?今の電話」

「うん。スーパーのセールだから買って来いって電話」