ったく、どいつもこいつも。

「静ちゃーん!」

げ。

「凛介!」


わんわん泣いて飛びついてきたのはアタシの幼馴染、栗田凛介。

アタシは溝端静。高校2年にもなって泣く奴いるか??


「わーん!」

凛介、障害者じゃないの?って中二のときに思った以来。


マトモだったww


「で?今日はどーしたの??」


大体いつも決まってる。


「静ちゃん、また着拒したぁ!」

はぁ。

それはね。

電池パックが抜けてただけで。

着信拒否をしたわけではありません。

訳を説明した後に見せる満面の笑みにムネキュンww


そう。

あたし達の関係


それは・・・