幼馴染みを卒業しようと頑張っていたあたしと、昔から何も変わらないキヨ。 でも、そんなのどうでもよくなった。 ちゃんと届いたから…。 キヨが来てくれたから。 川土手に座り、涙ぐみ顔を見上げるに久世に、屈んで手を差し伸べる清和の姿。