「それよりさ、美樹進路どうするの?」 「わたし?わたしはもう決めたよ」 「なに?」 「わたし看護師になる」 「もしかして・・」 「うん。本当はね、医者になりたいんだけどわたしの学力的にちょっと無理で。看護だって厳しいんだけど、でもそれでも頑張りたい」 「美樹、えらいね。強いね」