「わたしね、転校してきた日黒板に書かれた五十嵐海斗っていう字をみたときなぜかわからないけど、懐かしくて、泣きそうになったんだ。 なんで、あのとき気づかなかったんだろう。どれだけ海斗のこと傷つけてたんだろう」 「きっと五十嵐はわかってたんじゃないかな。美樹のバスのことだって知ってたわけだし、思い出したくないことなんだって」 「それでも!それでもわたしはいってほしかった。そしたらバスになんて乗らなかった。海斗が倒れることもなかった」 「美樹・・」