「ほんとに?あのさ、この街でやってる夏祭り、あれよかったら一緒にいかない?」 「いいよ!わたし背が低いせいなのかな、あの花火どうしても見えなくて。 一回でいいからたくさんの花火みてみたいんだ」 そうわたしがいったとき病室のドアがあいてお母さんが入ってきた。 「美樹!!」 「おかあさん!!」 お母さんの顔を見た瞬間わたしは安心して泣いてしまい、そして倒れるように寝てしまった。