その夜は、星が綺麗だった

「サンキューな、レナ」


珍しく喜んでるアサヒくん


「いいえ、どういたしまして」



アカリと春斗がニヤニヤしてるが、取り敢えずスルー


それよりも、こいつがうるさい



「レナー、俺には?俺にはねーの?」


「ない」



だって、私のなんて要らないでしょ?


5組の女子の皆さんが作ってくれてるんだから



「そっか......」


すごい悲しそうな顔のアキトくん


そんな顔されたら、胸がズキズキといたみが生じてくるじゃん



「アキトくんの分は、5組の女子の皆さんが作ってくれてたから、その、いるとは思わなくて」



半分ホントで半分ウソ

いるとは思わなかった、じゃなくて、アキトくんの分なんてハナから頭になかった



4人の分だって昨日、アサヒくんが物欲しそうに言わなかったら、お姉さんの分だけだと思ってたし