バカの手で撫でつけられた俺の髪は悲惨にもへたっている。 「はい、おしまい。つぎ私が使うからそこどいて」 しかもこの横暴さ。 理解できん。 ので、理解はしないが。 「ふざけんな!何にも終わってねーよ!やり直しだわ!」 だる。 ここまでの攻防はそうあるわけじゃない。 としてもたまに来る。 はぁ、だるい。 こんな日は一秒でも早くあいつに会いたい。