悠真「でも、ペンギンって
犬や猫より飼うの大変だぞ。」

紫苑「知ってる。だから、やめた。」

悠真「じゃあ、俺を
飼えばいいんじゃね?
寂しさ紛れるよ。」

紫苑「馬鹿な事言ってないで
早く行くよ。」

チェッと言いながら口を尖らせる
子供のような副社長の事さえも
愛らしいと思うようになった。

どんな表情を見ても可愛い。
それが母性なのか愛情なのかは
分からないけど。