私の元カレ、福島 朋輝と 付き合ってた頃の夢を。 夢というものは幸せなもので 想像で妄想で作り替える事が出来る。 実際、今までは朋輝が登場する 夢の最後はいつもハッピーエンドだった。 でも、今日は違った。 現実で起きたままの夢だった。 残業を終えた私はいつも通り 明かりの灯る家へと帰る。 紫苑「朋輝、ただいま。 遅くなってごめんね。」 1LDKの部屋へ続く扉を開けると そこに朋輝はいなくて 荷物が全てなくなっていた。 その日の気持ちは忘れない。 多分、これからも。一生。